腎結核に引き続いて、陰茎、前立腺、精嚢、睾丸、副睾丸などに結核菌感染が 起こると性器結核となります。 痛みや発熱はほとんどみられませんが、各臓器の腫脹や膿瘍形成が生じ、 最終的にはその臓器を破壊します。 結核性副睾丸では無痛性腫脹がみられ、石のようにかたく触れ、 膿瘍が皮膚を破って自壊することもあります。結核菌が臓器を破壊する前に 早期に治療することが大切です。