抗リン脂質抗体とは、自己免疫異常のために出来る自分を攻撃する抗体です。血栓症、習慣流産、不育症などの原因になります。また抗リン脂質抗体が着床時に絨毛細胞に障害を及ぼして、着床障害の原因となることが指摘されています。 抗リン脂質抗体は全身性の自己免疫に分類され、同じような自己免疫疾患では全身性エリテマトーデス(SLE)などがあります。