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不妊治療用語集

人工授精

人工授精(じんこうじゅせい)とは、生殖医療技術の一つで、人為的に精液を生殖器に注入することによって妊娠を実現することを目的とした技術のことである。
精子の運動性や数に問題があり妊娠に困難がある場合、性交障害(インポテンツ)がある場合、女性生殖器の狭窄などによって精子の通過性に問題がある場合などに行われる。 手法として、精子を注射器のような器具を用いて子宮内に注入することによって行われる。かつては採取した精液をそのまま注入していたが、現在では精液を遠心分離などによって精製し、活性の高い精子を選別するなどして効率向上と副作用(精液中に存在するプロスタグランジンの影響などによる発熱等)の低減を図っている。このとき、卵細胞の活性化や(子宮内膜の状態を調整するため)黄体ホルモンの投与などが行われる。排卵誘発剤の投与も検討されるが、これは後に述べる多胎のリスクを増加させる問題もある。
精子の提供者について配偶者間人工授精(AIH:Artificial Insemination of Husband)・非配偶者間人工授精(AID:Artificial Insemination of Donor)に区別される。
日本では非配偶者間人工授精は、倫理的な問題や社会的認知の浅さがあり、公には殆ど行われていない。

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