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不妊治療用語集

骨盤内感染症(PID)

卵管と卵巣を付属器といい、そこの炎症を付属器炎、腹膜の炎症を腹膜炎といいます。さらに骨盤内にある子宮、卵管、卵巣、腹膜の炎症をまとめて骨盤内感染症(PID)といいます。

感染経路は?
いずれも細菌やウイルスなのどの病原菌が、腟から子宮へ、さらに卵管を通り腹腔内へ上がって広がっていきます。

 
原因となる菌は?
以前は結核菌が多かったのですが、最近は大腸菌、クラミジアが増加しております。また一時減っていた淋菌も最近増える傾向にあります。


症状は?
発熱、下腹部の強い痛みが主な症状です。痛みの場所や程度はさまざまです。短期間のうちに痛みが右上腹部まで広がる場合は淋病やクラミジア感染症の可能性があります。

治療は?
抗生物質による治療です。症状の程度により内服薬、通院による点滴、入院した上での点滴治療など異なります。また炎症が慢性化したり、膿瘍を形成したりしている場合は手術することもあります。

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